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2008年04月28日

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 DVD版

4/25発売のDVD版ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序【AA】見終わり。

「序」のストーリー展開は、TV版とほとんど同じ。シンジが第3新東京市に来てから、「ヤシマ作戦」でラミエルを撃破するところまで。
2008年公開予定の「破」からはオリジナル展開が出てくるらしい。

ほとんど同じ展開でも、違いがある部分もある。
表現方法の違いと長さを縮めるためにカットされた部分を除くと、大きく今後の展開に影響しそうなのは――

作中冒頭に現れる使徒サキエルが「第4の使徒」になってる。TV版では第3使徒だった。つまりTV版にはなかった、別の“第3使徒”がいることになる。
サキエル自爆後のEVA初号機回収シーンで、装甲が損壊した生物じみたEVA頭部がカットされている。個人的には、このシーンはEVAが生物をベースに作られていることを示す重要な部分だと思うけど、それが削除された。
そのかわりなのか、第5使徒(TV版では第4使徒)シャムシエルとの戦闘中に、EVAの手の地肌が見えるシーンが追加。どう見ても人の手にしか見えないのは、EVAが“人をもとにしたモノ”と印象付けるものなのかもしれない。
第2の使徒リリスがかなり早い段階で映像に登場。かぶっている面も変わっていた。


「序」の最大の見せ場は、ラミエルとの戦闘「ヤシマ作戦」。BGMとバックに流れる通信がすごく雰囲気を盛り上げる。
戦闘に合わせてさまざまな形に変形するラミエルがかっこいい。
そして、それまでひたすら後ろ向きだったシンジが、作戦のラストでTV版以上に前向きなかっこいいヤツに変わる。
ラミエル撃破後のレイの笑顔が、TV版のような不自然さがなく、ユイの雰囲気により近かったのが印象深かった。

作品のかなりの部分をCGで作っているようだけど、違和感は全くない。
特典映像を見なければCG編集だと気づかないくらいに自然。ヤシマ作戦での重機など、従来のアニメでは考えられないくらいリアリティがあるシーンもあった。

映像については、妙にノイズ感があるのが気になった。PS3でノイズリダクションを最大に効かせても、単色で塗っている部分が多いシーンではノイズが気になる。
表現手法やフィルム映像感を出すためにあえてそういう映像にしているのかもしれないけど、気になってしまうものは仕方がない。
特典映像に含まれるPVのカットでは本編映像ほどノイズがないものもあるので、ノイズの少ない元映像はあるはず。できれば、そっちの方で見たいところ。まぁ、BD版待ちなのかもしれない。


「序」はあくまでTV版の繰り返し。まだまだ導入部で、TV版のあらすじを追う部分が大きい。
「ヤシマ作戦」はかなり盛り上がったし、感動もあった。謎を残す終わり方で続きが気になる。おもしろい内容だった。
ただ、基本的な流れがわかっている分、“驚き”はあまりなかったように思う。

庵野総監督は、所信表明で“原始的な感情に触れる本来の面白さを伝えたい。閉鎖感を打破したい”というようなことをいっている。
確かにCGで表現された、アニメだからこそ得られるリアルな映像はすごかった。
でもそういう技術的な部分ではなく、余計なことを何も考えることができないくらいの衝撃を見せて欲しいと思う。

新海監督の「秒速5センチメートル」は、大きく広がる圧倒的な空間をアニメでみせてくれた。
新ヱヴァの2〜4部では、どんな映像を見られるのだろうか。


posted by neneco at 00:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ
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